お貸出し着物例
粋なお姉さんでいたい 〜伊勢由ビル2階コンテンポラリーギャラリーにて〜
絹紅梅(きぬこうばい)、言わずと知れた洒落人ご寵愛の絹浴衣。
伊勢由が代々繋ぐオリジナル型を用いた当店ならではの柄ばかり。
浴衣の名店と白洲正子氏にお褒めを頂いた当店自慢のお品でございます。
この柄は線で織りなす抽象柄、男前でシャッキりとしたいい女に大変身。
デートの時はちょっと仕掛けのピンクの帯締!
あらビックリのさりげない可愛さも見え隠れ。
言うに及ばずの山葡萄籠バックは夏の浴衣の必需品。
又一人粋なお姉さんの出来上がり。
お点前をお一つ 〜お茶会〜
薄桜色の地色に薄鼠色の霞を刷毛引(はけびき)で描いた訪問着。
主張のない柄だけに、どんな帯とも相性が良く、帯次第で派手にもなり、
抑え目にもなりと自由自在です。
今回は季節の桜を先取っての袋帯。どこからみても優等生。
こんな定番コーデこそ着物美人への第1歩かもしれません。
さてさて、お点前をお一つお願いします。
小町娘のような 〜歌舞伎座にて〜
歌舞伎とくれば着物でGo!
そんな時こそ少し気張らずの「お遊び着」をお勧めします。
今回は紺地に白で手書き蚊絣の柄が面白い小紋に、
ゆるキャラ風の花模様の白い九寸帯。
仕上げの帯締の多色使いが差し色となり全体がビシッとしまりました。
バックは織地の普段使いの利休バックであっさりと。
無理のないこなれ感が素敵な小町娘ができました。